記事カテゴリ

平成27年度會津稽古堂市民講座「立正大学デリバリーカレッジ」開催報告

「立正大学デリバリーカレッジ」とは…

 立正大学は、1872年開学、開校140有余年を数える総合大学です。8学部15学科、大学院7研究科を擁し、自由闊達な学風の中で多くの学生が学んでいます。
 「立正大学デリバリーカレッジ」は、地域社会への開放的で知的な貢献を目指し、平成20年からはじめられた事業です。大学の専任の教員が全国各地に赴き、各分野の最新の研究成果を分かりやすく伝えるもので、本市でも會津稽古堂が開館した平成23年から毎年開催してきました。歴史、文学から心理学、教育学等々、多岐にわたる内容の中から市民のみなさまのニーズにあわせたカリキュラムを選び、毎年好評をいただいています。

 

今年の講座の様子

本年度は、6月の第1週をのぞく毎土曜日(13日、20日、27日)にわたり、3講座行われました。

第1弾の13日は、手習所(寺小屋)をはじめとする江戸時代の教育がご専門の石山秀和先生による、「江戸の教育」。
石山先生①
古文書や絵画など当時の資料を駆使した講義でしたが、石山先生のお話は分かりやすくてユーモアたっぷり。当時の手習所のいきいきとした様子が伝わってきます。

石山先生②
とんでもない所業で授業をかき乱すいたずらっこ、それに手を焼く先生…昔も今も変わらない手習所の様子に、受講生も興味津々。講義後もたくさんの質問が寄せられました。

翌週20日は、長年高校や障がい児学校の教育に携われながら、江戸後期に活躍した盲目の国学者、
塙保己一の研究をされている堺正一先生の「“幸せ”とは何ですか?~変革の時代に“真の幸せ”を考える~」。
堺先生①
塙先生による紙芝居です。紹介されたのは、原爆投下後の長崎で、自身も被爆しながら多くのけが人の治療にあたりついに斃れた医師、永井隆博士の有名な「この子を残して」。映画にもなっていますね。

堺先生②
ものにあふれる現代日本。しかし我々は本当に“幸せ”なのか。一方で、はたから見れば苦難に満ちた人生でも、その運命を肯定し力強く生き抜いた偉人たちの尊い姿。深く考えさせられる内容に、受講生
は引き込まれるように聞き入っていました。

最終週の27日の講座は、記憶力や集中力といった認知心理学がご専門の山下富美代先生による「集中力・忍耐力を育む」。
山下先生①
山下先生は、認知心理学の専門家で多くの著作を書かれていますが、今回の講義では特に子どもたちの成長に焦点をあて、「キレない」「飽きない」子を育てるにはどうしたらよいかというとても実践的な内容でした。

山下先生②
受講生も、小さなお子さんをお持ちのお母さんや学校の先生など日頃から子どもたちに接することの多い方々がほとんどだったのが印象的でした。講座後のアンケートでは、「大変ためになった」というお声が多く寄せられました。 はるばる本市までおいでいただき、貴重な講義をお聞かせいただいた先生方、本当にありがとうございました!
「立正大学デリバリーカレッジ」は来年も開講を予定しております。ぜひご参加ください。
(講座内容及び受講方法は、来春、市政だより等でご案内する予定です)

 

お問い合わせ

  • 会津若松市生涯学習総合センター【會津稽古堂】
  • 電話:0242-22-4700
  • FAX:0242-22-4702
  • お問い合わせフォーム
  • 郵便番号:965-0871
  • 所在地:会津若松市栄町3番50号

 

地図

生涯学習総合センター