第11回 個人向け「ごみ処理施設見学会」を行いました!
実施概要
平成29年7月25日(火)、26日(水)の2日間に、毎年恒例の夏休みイベント、「ごみ収集車を追いかけよう!!」に加え、「リサイクル工場見学~廃食用油(てんぷら油)・PETボトル」を合わせて開催しました。「ごみ収集車を追いかけよう!!」
内容
- 実施日:平成29年7月25日(火) 平成29年7月26日(水)の9:00~11:30(2回実施)
- 場所:ごみ焼却施設他(会津若松地方広域市町村整備組合環境センター)
- 参加人数:延べ37名(25日/25名、26日/12名)
- 環境センターについて、詳しくはこちら(会津若松地方広域市町村整備組合HPへ)
見学の様子
収集作業見学1

収集作業見学2
焼却施設見学1
焼却施設見学2
ごみを収集車につみこむ様子を、見学しました。
収集車の構造やどれぐらいの量をつみこめるか質問したり理解を深めながら、収集車がごみをまき込む瞬間を間近に見て、みんなとても感動していました。
また、ごみ焼却施設では、焼却炉やリサイクルの仕組みを勉強したり、実際に見学したりしました。
クレーンが動く様子や、たくさんの資源物、重機の動く様子は迫力満点!!
リサイクルセンター1
リサイクルセンター2
リサイクルセンター3
リサイクルセンターでは、プラスチック製容器包装やガラスびんのリサイクル工程を見学しました。
また、リサイクル施設の中がちょっと臭うのは、プラスチック製容器包装などを、よく洗わないで出されたためです。
分別ゲーム1
分別ゲーム2
分別ゲーム3
ごみ処理施設の見学後は、ごみの分別ゲームで、分別方法を勉強しました!
これでみんな分別マスター!お家に帰ったらお父さん、お母さんに教えてあげよう!!
「リサイクル工場見学」
内容
- 実施日:平成29年7月25日(火) 平成29年7月26日(水)の13:15~15:30(2回実施)
- 場所1:共同作業所ピーターパン(BDF製造工場)
- 場所2:株式会社ジーエスピー 会津工場フェニックス(PETボトル再資源化工場)
- 参加人数:延べ48名(25日/25名、26日/23名)
見学の様子
BDF製造工場1
BDF製造工場2
PETボトル再資源化工場1
PETボトル再資源化工場2
リサイクル工場見学では、てんぷら油などからBDF※1(バイオ・ディーゼル・フューエル)が製造される様子を熱心に見学したり、PETボトルのフレーク※2を触ったり、手選別の速さに驚いたり、リサイクルの大切さを考えるよい機会になりました。
※1)バイオディーゼル燃料(BDF)
バイオディーゼル燃料とは、植物油(日本では使用済み天ぷら油)を原料とし、メタノールと反応させてメチルエステル化等の化学処理をして製造されたディーゼルエンジン用の液体燃料(軽油代替燃料)です。
トラックやバスなどの働く車の燃料として使用することができ、市内周遊バス「ハイカラさん」や粗大ごみの収集車などに活用されています。
※2)PETボトル フレーク
PETボトルのリサイクルは、ボトルを直接溶かして再利用するのではなく、一旦、再生原料となる小片(再生フレーク)を作った上で、様々な再利用品に利用する方法を採用しています。
再生フレークはPETボトルを8mm角(カク)位の小片に粉砕し、よく洗って乾かしたものです。具体的には、異物除去→粉砕→洗浄→乾燥→梱包の工程を経て製造され、再利用品の原料となります。
見学会を振り返って
それは、毎日休まず、ごみの収集業者や処理場において、私たちが出したごみを収集し、処理している人たちがいることを考えるよい機会となりました。
「ごみ処理見学会」参加者の声
アンケートにご協力いただいたうち、主な意見は次のとおりです。- 普段の生活では見ることのできない施設を見学でき、子どもたちも驚き感心していました。
- ペットボトルがただのゴミではなく、再利用できるという仕組みを知ることができました。家庭でもできることを考えたり、今後の生活に繋げていきたいです。
- 自宅のごみがどのように集められ、どのように処理されるのか一連の流れを見ることができ、子どもも意識してごみ分別や処分を行えると思います。
- 子どもの食べ残しの食育にも繋がると思いました。
- 各家庭から出されるごみの多さを認識できました。
お問い合わせ
- 会津若松市役所 廃棄物対策課
- 住所:〒965-0858 会津若松市神指町大字南四合字深川西292-2
- 電話:0242-27-3961(課直通)
- FAX:0242-29-1618(課専用)
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