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令和2年成人式を開催しました

1月12日(日)會津風雅堂にて、令和2年会津若松市成人式が執り行われ、約1,030名の新成人が出席しました。
新成人の皆様、誠におめでとうございます。
  

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室井市長 「はたちへのことば」

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寺木教育長 「式辞」にて「火裏の蓮」のおはなし

  

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代表で成人証書を授与された菅原優也さん

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同じく証書を授与された小柴優佳さん

 

はたちのちかい

2人の新成人が「はたちのちかい」を発表しました。

巻 幸星 さん

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 本日は私たち新成人のため、このような盛大な式をご用意いただき、誠にありがとうございます。新成人を代表して心より御礼申し上げます。今回私が無事に成人式を迎えることができましたのは、これまで私を育ててくれた両親や家族、先生方、友人たち、数え上げればきりがない、たくさんの方々のおかげであると心から感謝しております。本当にありがとうございます。
さて、昨年は会津若松市制が始まって以来120年という節目の年でございました。今回、そのような節目の年に成人式を迎えるにあたり、ここにいる新成人の皆さんにもう一度考えていただきたいことがあります。それは会津人としての“誇り"です。皆さんも知っての通り、私たちのふるさと会津は非常に歴史的な都市でございます。江戸時代、日本で初めてといわれている民間の学問所「稽古堂」に端を発した日新館を擁し、日本国内でも屈指の学問や武力における強さを誇っていた会津藩は、幕末の頃、様々な藩が幕府を裏切って新政府側につく中、崩れ行く旧政府に最後まで寄り添い、ともにほろんでいったことでも知られています。私は中学校でこの歴史を学んだとき、私たちにはなんてすばらしいご先祖様がいるのだろうと非常に感動したことを覚えています。他人に誠意をもって尽くし、決して卑怯なふるまいをせず、自分たちの信念を貫く。そしてどんなつらい時でも反骨精神を以て様々な問題を乗り越えてきた。私たちにはそんな素晴らしい会津人の血が流れているのです。私たち新成人はそのことをもう一度自覚し、誇りある会津人として、地域だけでなく日本全国、そして世界で活躍できる人材となるために不断の努力をしていこうではありませんか。
私は現在、大学で経済学を学んでおります。小学生の時に三年間中国に住んでいた私は、当時社会的格差が激しかった現地の状況を見て、とても大きな衝撃を受けました。高層ビルが立ち並び、高級車が至る所を走っている首都北京でも、一歩裏路地に足を踏み入れればホームレスや物乞いがいるような環境を見て、私はどうすればそのような状況を改善できるのか、ということを研究するために経済学という学問を選びました。現在も経済格差に関する研究室に所属し勉学に励んでいます。正直そのような貧しい人々を救うために、こんなちっぽけな自分に何ができるのかまだ答えを出すことはできていません。しかし私はあきらめません。日本人だけでなく世界中の人々が、豊かに安心して、そして幸せに生活ができるような社会に少しでも近づく手助けができるよう、今後も学んでいきたいと思っています。「他人のために誠意をもって尽くす。」「まっすぐ、ひたむきにどんなにつらい状況であってもあきらめずに行動する。」そんな素晴らしい先人の意思を継ぎ、自分たちの先祖がそうであったように、私もこれからの社会で精いっぱい戦っていきます。
市制120年を迎えたこの素晴らしい都市が今後さらなる発展を遂げ、世界の中心として活躍し栄えていくことを祈り、誓いの言葉とさせていただきます。

 

山田 文佳 さん

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 本日は私たち新成人のためにこのような盛大な式典を挙行していただきましたこと、心より御礼申し上げます。今日こうして成人式を迎えられましたのは、家族や友人、地域の皆様の支えによるものだと感じます。
20年前、私はこの会津若松市で生まれました。家族や地域の方々に見守られ、自然に囲まれた環境で様々な発見や経験をしてここまで成長することができました。時には優しく、時には厳しく、教え導いてくれた両親や多くの恩師には本当に感謝しています。現代の社会では、地域の人々の関係の希薄さが問題視されることがありますが、私たちの生まれ育った会津はたくさんの人の温かい心に触れることができ、本当に恵まれていたと感じます。私は小学生から高校生までバスや自転車で通学していましたがいつもすれ違う人たちに挨拶をし、また挨拶を返していただいていました。近所の方となるとたわいもない会話をしたり、私を気遣ってくださっていました。そんな日々が今では懐かしく、心温まるものだと感じます。
私は現在保育士を目指して埼玉県の専門学校に通っていますが、そこでも会津出身であることを誇りに思って過ごしています。周囲には「会津を知っている」という友人が多く、これは会津の勇壮な歴史がある故のことだと思います。戊辰戦争から今年で152年となりますが、私の家にはひとつの言い伝えがあります。戊辰戦争の際、我が家の座敷で一人の西軍の藩士が命を落としました。西軍とはこちらの敵ですが、その藩士の亡骸は近くの墓地に埋葬され今もお盆には地区の方々がお供えをします。わたしは幼い頃ただただ「可哀想」と思っていました。遠く離れた土地で一人、命を落としたこの人はどんな気持ちだったのだろうと心苦しく思ったことを覚えています。ですが今は二度とそのような争いを繰り返してはならないという悲壮な表象だと感じています。敵にも関わらず埋葬し、今でも弔うことを忘れない。そんな悲しくも気丈な会津人としての心を感じるこの話を伝え続けていきたいと思っています。また、そのような会津藩の教えはあいづっこ宣言として今も子どもたちに受け継がれています。20歳になった私もまだ復唱することができます。強くも豊かで優しい心を兼ね備えた会津の先人たちは、いつまでも私の誇りであり、目指す一人の人間としての姿です。
私は春から埼玉県の保育所で保育教諭として働きます。生まれ育った会津で就職するか迷いましたが、多くの待機児童を抱える関東での就職を決めました。可能性に溢れる大切な子どもたちとその保護者、関わる全ての人の心の支えとなり、安心して子育てのできる環境を作りたいと思っています。ですが社会ではうまくいかないこともたくさんあると思います。そんな時は会津で培った「人のためを思い、夢に向かって努力し続ける心」を思い出して日々努力して参ります。そうすることで、今まで助けてきて貰った分、少しずつでも社会に貢献していきます。
今日から私たちは晴れて成人となります。まだまだ未熟な私たちですが、会津で育ったことに誇りを持ち邁進して参ります。どうかこれからも温かい目でご指導、ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。
簡単ではございますが以上で新成人代表あいさつとさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

 

令和2年会津若松市成人式に出席できなかった方へ

「令和2年会津若松市成人式」でお渡しした「成人証書」等について、当日式典に参加できなかった方(案内ハガキが届いた方)で、受け取りを希望する方は、案内ハガキを持参の上、令和2年3月31日(火)までに、教育総務課あいづっこ育成推進室まで受け取りにおいでください。
 

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