みんなの3R運動を推進しています!
「会津若松市3R運動推進会議」ってなに?
本市では、平成21年よりレジ袋の無料配布を中止する取り組みを継続し、消費者団体、事業者と協定を締結し、市民の理解と浸透を目指して意識啓発活動等を実施してきました。
その一環として、協定締結団体によるレジ袋削減運動推進会議を毎年開催してきましたが、平成28年8月に開催された会議において、次の内容が確認され、会議の名称を「会津若松市3R運動推進会議」と変更し、会議の目的を”3Rの推進”としました。
《平成28年8月開催のレジ袋削減運動推進会議において確認された事項》
- レジ袋の辞退率は80%を超える高水準を維持しているものの、100%の達成は困難
- 会議構成団体を拡大していくため、レジ袋の削減以外の取組を展開していく
- レジ袋削減の取組は継続していく
会津若松市3R運動推進会議では、今後、3R(リデュース[ごみの発生抑制]、リユース[再使用]、リサイクル[再生利用])の推進により、ごみを減らし、環境を大切にしたまちと暮らしの実現(ごみを出さないライフスタイル)を目指していきます。
[平成29年度]第一回会津若松市3R運動推進会議を開催しました!
第一回となる今回の会議では、国、県などが新たに取り組んでいる「食品ロス削減」をテーマとし、これまでの構成団体※1に加え、関係の深い飲食店や旅館ホテル棟の協力を得ながら、今後の取り組みの方向性を協議しました。
概要
- 日時:平成29年8月2日(水) 14時00分~15時40分
- 場所:生涯学習総合センター3F研修室7
- 参加団体:以下12団体
No | 団体種別 | 協定締結※ | 団体・事業者名 | 会議の出欠 |
1 | 消費者団体 | ○ | 会津若松消費生活研究会 | ○ |
2 | ○ | 生活学校会津あおい | 欠席 | |
3 | ○ | 会津若松市婦人団体連絡協議会 | ○ | |
4 | ○ | 環境未来・あいづネットワーク | ○ | |
5 | 事業者 | ○ | 株式会社ブイシージー会津支部 | ○ |
6 | ○ | 株式会社ヨークベニマル花春店 | 欠席 | |
7 | ○ | 株式会社リオン・ドールコーポレーション | ○ | |
8 | ○ | 会津よつば農業協同組合 ファーマーズマーケットまんま~じゃ | 欠席 | |
9 | ○ | 生活協同組合コープあいづ | ○ | |
10 | ○ | 東北総合サービス株式会社 会津若松営業所 食品館ピボット | 欠席 | |
11 | ○ | ユニー株式会社アピタ会津若松店 | ○ | |
12 | 協力 | - | 福島県飲食業生活衛生同業組合 会津若松支部 | ○ |
13 | - | 福島県社交飲食業生活衛生同業組合 あいづ支部 | 欠席 | |
14 | - | 会津若松旅館ホテル組合 | ○ | |
15 | - | 東山温泉観光協会 | 欠席 | |
16 | - | 芦ノ牧温泉観光協会・ 芦ノ牧温泉旅館協同組合 | ○ | |
17 | - | 会津大学短期大学部 食べもののひみつ知り隊 | 欠席 | |
18 | 行政オブザーバー | - | 福島県会津地方振興局 | ○ |
19 | 行政 | ○ | 会津若松市(市民部廃棄物対策課) | ○ |
※レジ袋削減に係る協定締結団体の有無
会議の風景
環境カウンセラーである新山氏(生活協同組合コープあいづ)より、講演「食品ロスについて考えましょう」のお話しを伺いながら、それぞれの立場からご意見を出し合いました。
会議の要旨
本会議の要旨は次のとおりです。- レジ袋削減に関する協定及び取り組み状況について
- 平成28年度のレジ袋削減率 83.8%(取り組み開始以降、2番目に高い水準)
- 他県の店舗の例では、レジ袋の原価より高い価格(10円)設定とし、環境基金として環境団体とかものづくりとかに活用して90%を超えているところもある。
- 市内にドラックストアが多くなってきているため、レジ袋が無料であるドラックストアに我々から要請をしていかないと削減率の増加は難しいのではないか。
- 取り組みを継続していくことを確認した。
- ごみ処理の現状について
- 本市のごみ排出量は全国的に高い状況を確認した。
- 他市町村の減量化事例、特に、一人1日あたりのごみ排出量が少ない市町村の取り組みを参考としていくべき。
- ごみ減量には有料化が効果的(会津坂下町の方は減量の意識が高い)
- 食品ロスの削減について
- 食品ロスの削減の必要性を確認した。
- 飲食業などの店頭において、のぼりやポスター等の啓発グッズをさらりとやってみる。
- 運動の展開のためにはネーミングも大事で、会津若松市らしいということを考えると、例えば「御触書(おふれがき)」のようなものも楽しいと思う。芦ノ牧温泉の看板のような形で(食品ロス削減の取組を)気楽にやれる方法を。
※御触書 江戸時代、為政者の命令を庶民に伝えた公文書。 - 旅館の方から食べ残しをしないでとはなかなか言いにくいため、市の取り組みを幹事の方から呼びかけるための冊子(パンフレット)を配布してはどうか。
- ごみステーションでは、トレイなどに入れたまま生ごみを捨てる方がいる。資源物としてリサイクルできるし、洗えば生ごみも少なくなると思うが、口では言えないでいる。
- 食べ物の持ち帰りについては、できるなら持ち帰りたくないし、例え持ち帰ったとしても、すぐには食べない。お店の方もしたくないと思いますし、私もしないようにしたい。
- 宴会において年配の方が多い場合は、油ものや揚げ物を控えた料理を選択することができることを知ってもらいたい。
- 食堂ではあまり食べ残しはでない。
- 旅館側では、お客様に提供する食事なので、小盛りや小分けは少し難しい。
- スーパーでは、小分けのご要望があれば、少量でも応えるようにしている。一人暮らしの方、世帯数の少ない方、お年寄りの方などのご要望に今後も応えてい
きたい。 - スーパーでは、少子高齢化などの時代に即した品揃えをしていく必要もあるかと思います。売り切りサイズの販売など、ごみを少なくしたい消費者のニーズに応えるためにも、意識を持って真摯に取り組んでいく。
- 会津坂下町では、家庭からごみを出したくないという意識がとても強い。ギフト販売において、全包装を坂下の方は嫌われます。短冊のし一枚で構わない、包装紙はいらないという方が、会津若松市と比べ非常に多くいる。
- 会津若松市版3010(さんまるいちまる)運動の展開について
- 私達の育った年代は、おかずを捨てることには抵抗を感じないが、お米は捨てることができない。おかずを捨てることに対して意識変革が必要と思う。
- 会津らしい食品ロス削減の取り組みについては、農村部のごみ減量ということではなく、あいづっこ宣言にも繋がるような運動にしていくことが、定着できる
一つのポイントではないかと思う。
- 会津若松市食育ネットワーク協力会員への登録について
- 協議時間の不足のため、内容の説明のみ。後日、事務局より文書照会するので、回答をお願いいたします。
第一回会津若松市3R運動推進会議 会議録
協議事項
- (1) レジ袋削減に関する協定及び取り組みの状況について
- (2) ごみ処理の現状について
- (3) 食品ロスの削減について
- (4) 会津若松市版3010(さんまるいちまる)運動の展開について
- (5) 会津若松市食育ネットワーク協力会員への登録について
会議録
会議の詳細につきましては、下記会議録をご覧ください。関連リンク
会津若松市公式ウェブサイト内
ここに小項目のテキストをいれます。- 10月は「3R推進月間」です!
- レジ袋削減の取組み経過をお知らせします
- レジ袋削減に関する協定の締結について
- 第11回 個人向け「ごみ処理施設見学会」を行いました!
- 「あいづわかまつエコ事業所」募集中!
上記以外
ここに小項目のテキストをいれます。お問い合わせ
- 会津若松市役所 廃棄物対策課
- 住所:〒965-0858 会津若松市神指町大字南四合字深川西292-2
- 電話:0242-27-3961(課直通)
- FAX:0242-29-1618(課専用)
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